Monday, February 27, 2006

続 家庭の医学

新たな奇病が次々と発見されている...

・ハリハリ症候群
自家用車(ワゴンタイプが多い)のリアウィンドウの右下辺りに,犬のステッカーを貼ってしまうという伝染病.なぜか,ワイパーに怪しげなビニール袋が引っ掛けてあることが多い.

・人名過敏症
雑誌などに特定の人名があるとつい目を遣ってしまうという,当人にとってはイマイマしい病気. 「直子(なおこ)」 や 「BOB(ボブ)」 に対する,犬業界人の奇妙なふるまいが最初に報告された.

・オホホワタクシトシタコトガ赤面病
落ち着きの無い子供に向かって,つい 「ヒール!」 とか 「つけ!」 と口走ってしまい,周りに気まず~い雰囲気を作ってしまう病気.うろたえたまま取り繕おうとすると,逆にトリーツを取り出してしまったりするので,まぁやめておいた方がよい.

・出勤拘束
早起きしてるのに,なぜか職場には遅刻してしまうという生活習慣病.理由を尋ねられると, 「連れが○ンチをしなかった...」 などと,とても常識では考えられないような言い訳をする.(あのね,心筋梗塞にかけたつもり.わかってやって)

・鼻汁性弱視
車のウィンドなど,ガラス越しに見る景色が,次第にぼやけてくるという厄介な病気.クレートに入れるなどして,犬の行動を制限すると症状は治まる.

・まあて病
犬に指示するときに発音が微妙に間延びするという,まあどうでもいい病気. 
例:「待て」→「まあて」, 「伏せ」→「ふうせ」, 「止まれ」→「とまあれ」

・やけく症
犬関係の催し物やオフ会などにせっせと遠征しているうちに,まともな距離感や金銭感覚を失ってしまう恐~い病気.3~5時間くらいの移動であれば,「楽勝」「守備範囲」などと言って開き直ってしまう.浪費虫との合併症状は深刻であり,生活が破綻する.

・WANパタン病
初対面だろうが何だろうが,犬と見れば必ず 「おすわり → お手」 を強要する一種の神経症.犬がパタンとヘソ天になれば,大喜びする.患者も患者だが,つい応えてしまう犬も哀しい.

・慢性徘徊
雨の日も風の日も,一日一回は外をうろつかないと気がすまないという,やっかいな病気.患者は自分で行先を決めているように信じているが,実はマインドコントロールされている.

・イノローゼ
ドッグショウやドッグスポーツの本番直前に,心臓がバックンバックンになってしまう病気.「あとは犬に任せて 祈ろうぜ 」 という関係者たちの合言葉からこの病名がついた.

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