馬なみ書店・犬ブックフェア開催中!!
さあ,読書の季節です!ハードな生活で筋肉頭になったあなた,犬文化コミュニケーションしてみませんか?
◇ 犬的人間 大江ケン三郎
およそ思想や社会に関心が無く,ひたすら犬との戯れにのめり込み,反社会的行為に逸脱していく主人公の 「J」 .やがておとずれる破滅的結末.メディア迎合ムードと薄っぺらな勧善懲悪主義が蔓延する,犬社会の閉塞状況を予見した問題作.
◇ 白い犬とワルサを テリア・ケイ
最愛の妻に先立たれた老人は,冷たかった世間や家族に復讐すべく突然現れた白い犬と一緒にイタズラの限りを尽くす.半分ボケた老人を,次々と悪の道に誘う白い犬の正体は?
◇ 怒りのプードル ジョン・スタインバック
砂嵐ではぐれた飼い主を求め,広大なアメリカ大陸を西へ西へと旅する一頭のプードルを描き,1930年代のアメリカ資本主義の台頭とその矛盾を鋭く突いた社会派文芸大作.この作品で,作者はプードル,,,じゃないやノーベル文学賞を受賞した.
◇ ハリー・ポッター の犬舎の意地 J. K. ボアリング
ハスキーのスタミナ,コリーの知性,ポインターの走力,セッターの狩猟本能を兼ね備えた究極のスポーツドッグ = ハリー・ポッター.その繁殖に命運をかけた犬舎 「ホグワーツ」 の栄光と挫折の足跡.妻のため息混じりの忠告 「えーかげんにしときなはれ」 に逆ギレした,偏執的ブリーダーの末路とは...
◇ 限りなく灰色に近いブルー 村上流
あのなぁ,毛色の名前ってなんとかならんの?最初ブルーって聞いたとき 「んな絵の具みたいな犬がおるかい!」 って腰抜かしたがな.すなおに灰色と言えんか,灰色とぉ.あと,ルビーとかブレンハイムとかブリンドルとかソルト&ペッパーとか...もう,ええかげんにせぇっちゅうねん!
◇ 脱走と追跡のサンポ 筒井やすかった
小説の可能性を追求し続ける作者の若き日の代表作.主人公 「俺」 が散歩のたびに脱走する飼い犬を追跡するうち,シュールなドタバタ世界に巻き込まれていく.そのハチャメチャぶりは筒井ワールドの面目が躍如している.
◇ デキのいい人悪い人 スタンレー・コロン
人種別に IQ 偏差値をつけるという,なんとも大胆不敵な一冊.欧米では 「究極の民族主義」 と非難され即日発刊禁止になったといういわくつきの本.頭に来た作者は,人種名を犬種に書き換えた裏本を準備しているらしい.(しかしこのタイトル,原題の 「The Intelligence of Human」 を一体どう訳せばこうなるんだろうか?)
◇ ジャッカルの目 フレデリック・スリーサイズ
荒くれ羊 「どごおる」 に手を焼いた羊飼いたちは,コードネーム「ジャッカル」で知られる謎の牧羊犬を雇い,ハーディングを依頼する.その日,周到な準備と伝説の Power of Eye を駆使したジャッカルは,ついにどごおるを柵の直前にまで追い込むことに成功するが,フランス羊の些細な習性がプロの冷徹な計算を狂わせる...綿密な調査と圧倒的な筆力で迫る,農場派サスペンス第一人者の出世作.
◇ ジェラシック・パグ マイカル・クライトン
SFヒット作を連発する作者には珍しく,犬の心的世界を執拗に描写した作品.主人公のパグは,飼い主との愛と官能の日々を堪能していたが,突然闖入してきた一頭のボーダーコリーに心の平穏を乱される.ボーダーの天才的な誘惑に,次第に飼い主の歓心は...パグの心に芽生えた小さなジェラシーを題材に,小型犬の性,種を超越した愛,多頭飼いのワナなど,現代犬社会に身悶えしつつ問いかける.
◇ 犬沢リエ写真集 -サンタフェ- 篠山奇人
大陸の溢れる陽光の下,あの清純派タレント犬リエがついに全身ヘアヌードを披露!
◇ 白と黒 スタンダード
美貌のボーダーコリー,ジュリアンの生涯を通してワーキング・ドッグの恋と野望を描ききった文芸大作.この作者,ペンネームでわかるように犬種標準に格別の思い入れがあったが,ボーダーコリーに出会って衝撃を受け,それがこの作品のモチーフになっている.当初,タイトルの「白と黒」はコートカラーを意味するものとされていたが,現在では,気高いプライドと厳しい獣性の象徴と解釈されている.
◇ フリスビーを10倍楽しく見る方法 江本ワルノリ
名セリフ 「×××がアホやからフリスビーがでけへん!」 を残し,競技場を去ったエモやんが贈る,抱腹絶倒の業界裏話.一見するとなごやかな遊びに見えるフリスビーも,そこはそれ人間のやること,実際は裏話,笑い話,失敗談のオンパレード.「みんなで止めろ! 犬の脱走」 「宴会宴会でえーんかい?」 「顔で笑って心でアッカンベー」 など,選りすぐりのエピソードがあなたの硬直した脳ミソを直撃する.
◇ おじゃる丸 犬丸りん
TV放映中のこのアニメ,とても他人事とは思えないのです.だって,作者の苗字が 「犬丸」 で名前が 「りん」 ,しかも主人公が自分のことを 「まろ」 って呼ぶしぃぃぃ...いやまぁ...それだけのことなんですけど...そ~なたを知って~,マロはくらく~ら~♪
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